オトコの育休フル取得日記

新米パパの育児休業1年記です。長期の育休をとってみて、本当に良かったと感じているので、メリット・デメリットを記していきます。

06_男が育休なんか取ってなんの役に立つのかシリーズ【新生児期の時間割編②】

どうも勤労お疲れ様です。
昨日もなんとか自由時間を作り出すためにがんばって仕事と家事をしました。
(一応自己紹介すると1年の育休中ですが若干仕事を在宅で続けているのでなかなかヒマがないです。)

育休前は通勤というのは拘束時間の一つだと考えていましたが、読書したり音楽聞いたりネット見たり仮眠したりと体が動かせないだけの「自由な時間」だったんだなあと思う今日この頃です。

まあ、家で奥さんと子供といる方が幸せなんですけどね。マンセー育休。

今日は前回の続きで「男が育休取る意味あるのかシリーズ」の時間割②ですが、前回書いてから「なんであんなに大変だったんだっけ?」と奥さんと振り返ってみました。

喉元過ぎるとキツさを忘れるので、なんで寝不足で洗濯物も洗い物も仕事もホコリもたまってて作り置きのごはんが無くなってたのか今となってはいまいち分からないですね…。

たまにお義母さんに来てもらって家事全般やってもらうことで、ようやく文化的な暮らしができていた気がします。
それだけしょっちゅう赤ちゃんが泣いていたんですかね~。初めは分かんないことだらけですし。


さて時間割の続きですが、あんまり辛いことをたくさん書いても楽しくないのですべてポジティブに言い換えてみようと思います!


【育休パパの時間割(新生児期編)】~ポジティブ版~

・PM2:00

お昼ごはんです。
遅くありませんか?前回のAM8:00からの各工程の合計時間から考えると12時か1時じゃないんですか?

前回記載が抜けてましたが育児中には「オムツを替える」「寝るまで踊る」「ニヤニヤしながら動画をとる」時間が散発的に差し込まれます。
そのあたりを丁寧にこなしていくとおいしい昼ご飯は最後までとっておく感じになります!みそ汁も人肌!


・PM3:00

なんか仕事したり犬の散歩してたりしたような気がしますが記憶にありません。
ひょっとしたらお昼寝してたのかもしれないですね。←ポジティブ要素

本当に思い出せないんですがたぶん仕事してたタイミングなんだと思います。
もしくは午前中にまわんなかった洗濯ものとか洗い物とか。

我が家にはでかい犬がいて、1日1時間くらい散歩しないといけないので、そこに仕事もあるとこのあたりで3時間くらい使ってると思います。
それがない場合は、ここで余裕が生まれてくるのかもしれないですね…?

なお、昼食後はなるべく赤ちゃんだけでなくママの寝かしつけもしてくださいね。
育休中のパパの大きな役目として

・ママの給水
・ママの寝かしつけ

を忘れず徹底してほしいと思います。

ママはどうしても産む前と同じように暮らそうとしてしまい、夜中に疲れ切ってキレ…元気に声をかけてくるみたいなパターンが起きがちです。
赤ちゃんはみんなの笑顔が大好きですよ。


・PM6:00

おふろ!子供の。

お風呂についてはウチはいまもふたりがかりでやってますが普通はお母さん一人で入れてたりするんですかね。ふたりなら楽しいけど一人だと物理的に腕が足りないような…すげえ。

体力もいるので実は朝に入れるのがおすすめです。
あんまり深夜にやると億劫になりすぎるのでせめて夕飯前に。
(なお実際は6時に入れるような優雅な日はほとんどなく夕飯後8時とか最悪11時とかに入れてました。土下座)

泣いててもお風呂に入れると泣き止んで気持ちよさそうに浮かんでるのがすごく可愛いです。


・PM7:00

ごはんを作って食べる。
だいたい体力尽きてるのであり合わせで…
なんもなくてご飯を炊くところから始めるのはとても……幸せです……生きてて


・PM9:00

大人のお風呂。
ママが入るタイミングが難しい。寝ろ~寝ろ~


・PM10:00

洗濯もの取り込むの忘れてました。
取り込んで、畳んで、仕舞う…

夫婦プラス赤ちゃんもので膨大です。
なんでこんな毎日洗い物あるんやろ?幸せです。


深夜に備え熱湯と哺乳瓶の準備を整えましょう。


・PM11:00

寝てしかるべきなんですが、そろそろニュースくらい見たいですよね~


・AM0:00

寝よう!幸せ!!


・AM1:00

お早うございます。


以上、こんな感じのスケジュールだった気がしますが、実際日々の疲労が溜まっていっていろいろ後回しにしてるうちにまわんなくなっていく現実がありました。起床もだんだん昼寄りになるし。

家事回すってめちゃ大変じゃないですか?
子供3人いてパートで働いてた母は本当にすごかったなと思います。


■まとめ

今回の前提条件に「パパは一通りの家事ができる」としたんですが、産後1か月はママの「手伝い」ではなく「代行」として家事を回すことが求められます。
いや多分ママも動こうとしてくれるんですけどやらせちゃいけません。チチやりだけに専念してもらいましょう。おっぱいあげるのもすごい体力必要そうに見えます。


で、今回の結論として家事ができない場合は育休とっても意味ないのだ、ではなくて、育休取って夫婦で子育てしてすらこんな大変なのに「家事できない男だから育休イラネ」とママが家でどんな暮らしをしているか思いを馳せられないで働いているのはそりゃあ良くないんじゃないですかねという話でした。

育休取るかどうか自体に良し悪しはないと思います。
実際男性の育休取得は社会的・心理的に難しく弊害も多いのが現状で、取れたとしても実入りは減るので現実的じゃない家庭も多いと思います。

使い方としては5日間以内がやっぱり妥当なんでしょうね。
里帰りとかで実質パパ参加不要にできているのであればそれでいいです。


しかし、やっぱりやってみないと分かんないわけですよ。
大抵の仕事はシングルタスクに出来ると思うんですけど(モノによりますよ)、家事育児だとマルチタスクの上なんか割り込み案件がガンガン発生するんですよね。

プレゼン資料まとめようとしたらクライアントから電話かかってきて急ぎの対応するために部下に仕事振ろうとしたら総務からなんか書類の修正求められた時に新人がPCの使い方の質問してきたけど通りの街宣車がうるさくて会話ができないときみたいな感じですかね。

こう、進めたいことが進まなくてイラ~とするときのあの感じが続くんですが、これは体験して思い知らないと「家でのんびり子供と過ごせて良いな~~」とか思っちゃうんだと思います。

まあ、子供と過ごせるのは最高なんですけどね。おわり。

 

↓前回

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