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オトコの育休フル取得日記

新米パパの育児休業1年記です。長期の育休をとってみて、本当に良かったと感じているので、メリット・デメリットを記していきます。

02_手取り25万円のリーマンなら約20万円がもらえる育児休業給付金

男性が育児休業(育児休暇ではない)を選択肢として考えた場合、復帰後のキャリアを別にして大きな懸念事項となってくるのが育休中の収入だと思われます。

育休は特例を除き最大で1年間取得が可能です。

はじめの半年間は元の給与の67%、それ以降は50%が「育児休業給付金」として支給されますので、1年間取得した場合は年収の61%が保証されるということになります。

が、タイトルの「手取り25万のリーマンなら約20万がもらえる」だと80%ということになります。

ここに少しありがたいカラクリがあるのでざっくり解説していきます。

 

■給付金の計算基準は「手取り」でなく「額面」

育児休業給付金を算出する際の計算対象は直近6ヶ月間の「総支給額」なので、税金や保険料を引かれる前の賃金から計算します。

手取り25万の人はだいたい30万円前後が額面給与となるため、その67%は「20.1万円」となります。

 (育休7ヶ月目からは50%なので15万円ということですね…)

1年間取得した場合の平均としては18.3万円ということになるので、手取り25万円の73.2%を平均してもらえる感じです。

つまりはざっくり計算で、育休を半年間取得するなら手取りの8割、1年間取得する場合は7割が保証される、というイメージで良いかと思います。

 

が、他にもいくつかおいしめの話があります。

 

■計算対象に「ボーナス」「残業代」「通勤手当」「住宅手当」等も含まれる。

どういうことでしょうか。
「総支給額」が計算対象ということです。

仕組みとしては超シンプルに、「直近6ヶ月間で会社からその人へ支払われた金額」×67%(または50%)というものであるため、ボーナスも残業代も通勤手当または住宅手当ほかも含まれることになります。

(特に通勤手当については、育休に入ったら本来の使い道がなくなるため、遠方に住んでいる人ほど得と言えるかもです)

 

タイトルの例では考慮していませんが、例えばボーナスが30万出ていて通勤手当も月2万支払われているという状況であれば、額面としては37万円ということになります。
残業代も毎月3万はもらっているということであれば40万円以上になるので、育休を取っても27万円くらい(67%の場合)を支給してもらえる計算になります。

なので、育児休業給付金をなるべく確保したい場合は、育児休業開始前の6ヶ月間でできる限り多くの仕事を引き受け、多額の残業代を発生させつつ「あいつがんばってるな~」の評価の元がっつりボーナスが出ることをつよく祈るのが有効な手段となります。

 

なお僕のボーナスは3万円でした。

 

■各種税金や保険料が免除される

税金については免除と言うか、給付金は所得ではないので計算対象外となります。
健康保険料や年金の支払いが免除されつつ適用されたままの状態となります。

 

要は給付金の一部が天引きされるということはありません。

 

ただし、住民税は昨年の所得に対して請求が来るので、育休中に請求されても詰まないよう貯金しておく必要があります。(特に給付金の支給より前に請求が来るとつらい)

それを超えたら来年の住民税は育休を取った分少なくなります。

 

自分も住民税についてはまだ請求が来ていないので、そのうちレポ書く事になるかと思います…。

 

■ママと同時に取得できる

もしかしたらですが、母親が産休・育休を取得しているとその間父親は育休の取得ができない…と一般に思われているかもしれませんが、可能です。

 

夫婦でじっくり子育てできる時間が取れるというのは本当に幸せなものです。

この点だけで育休取得を決めてしまってもいいのではないでしょうか。

 

まあ実際は、一人で子育てしているとトイレすら行けないので、普通に奥さんを助けるために取って欲しいなと思います。

 

■育休中の収入を手取りとほぼ同額確保する方法

これは仕事内容や勤務先の柔軟性によるのですが、育休前とほぼ変わらない収入を得る方法があります。

僕が今まさにそうしていますが、育児休業中でも一定の範囲内で就労し給与を得ることが可能です。

 

具体的には「育児休業給付金」+「育休中の給与」が、育休前の額面の80%を超えない範囲であればおkとなります。

というか超えたら80%になるように給付金が減額されます。

額面が30万円であれば、最高24万円(手取り25万の96%)の収入を1年間確保することが可能となります。


育休のはじめの半年間は給付金が67%出るので、13%までは給与をもらっていいことになります。
だいたい3日分くらいの就労がそれにあたるかと思います。

7ヶ月目からは50%なので、残り30%分までは働いていいことになります。
7日分くらいですかね?給与体系によって異なるかと思いますがまあわりと働けます。

 

なお勤め先からの給与ではなくてもいいらしいので、副業可であればその辺でバイトしていい感じに給料もらうというやり方もできなくはないみたいです。

 

ただしもらいすぎた分は減額される&80時間を越えたら「育児休業不要」とみなされ給付金がストップすることになる点には注意しましょう。

 

なお僕は初月に仕事持ちすぎて(引継ぎ先がなくて)50時間くらい働いてしまいました。
減額の手続きがくそめんどくさいからやめてくれと社労士に注意を受けました。


急に育児の話しますが、生まれたての頃は母体も絶対安静だし赤ちゃん昼夜問わずめっちゃ泣くしで育休パパがメインで家事を回す場合けっこう地獄を見ます。思ったよりヤバイです。
そこに仕事入れてると詰むので育休序盤は仕事持たないでください。

ちゃんと寝てくれるようになって、本当に良かった…。

 


■まとめ

以上、ややこしめの育児休業給付金についてざっくり金額感示しつつ書いてみました。
要は今の給料の7~8割がもらえて、ちょっと働けば9割くらいの確保も可能ということでした。

 

結果的には就労時より収入が下がるのと、様々な子供用品の購入で支出も増えるので貯金があるかどうかが重要にはなりますが、代わりに外食費や交遊費は激減するのでお金の意味ではその辺も考慮に入れても良いかと思います。

 

時間的にも、自分は2ヶ月を過ぎてようやくこんなブログ書ける(&在宅ワークできる)くらいには落ち着いてきたので、普段はできない学習でも趣味でも時間を割けるようになってくるかと思います。

個人的には日本にもバカンス導入して欲しい派なので、仕事漬けの日々から離れて視点を変えた生活を楽しんでいきたいと思っています。

何より毎日成長する息子をずっと見ていられるのがとても幸せです。

育休を取らずに仕事していたら、朝ちょっとあやして出勤、帰ってきたら深夜で寝てるかぐずってるかでなんか気付いたら大きくなってて「週末だけ来るおじさん」扱いされるというのは…まあその意味では育休からの復帰後まんまそれになるので考えるところではありますが。

 

あと今回は書きませんでしたが、赤ちゃんと二人っきりで朝から夜まで過ごして家事もこなさなきゃならない、という日々はけっこうきついと思います。
そこを奥さんと分担できたのはとても良かったですし、やらないと分からないことがたくさんありました。だいたい男は育児についてしばらく当事者意識持てないので…出産前後の言動にはご注意ください。


長くなりましたが、最後にスルーしてきた注意点もざっくりまとめて終わりにします。

 

■注意点

・支給の上限金額あり(額面が42.7万円以上の場合は定額となる。67%時は28.5万、50%時は21.3万くらい)
・支給が育休開始から実質3ヵ月後くらいになるので貯金がないと詰む
・住民税は一括で個人宛に請求が来るので以下同文
・育休前にたっぷり残業とか書いたけど妊婦さんのため(&夫婦円満のため)になるべく早く帰ってあげてほしい
・13%分とか30%分の仕事をコントロールするのはやるのも振るのも難しめなので収入としてあてにしない方がいい
・頑張って調べて書いたけどざっくりな記述の上専門家でもないので詳しくは確認してくだしあ

 

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