06_男が育休なんか取ってなんの役に立つのかシリーズ【新生児期の時間割編②】
どうも勤労お疲れ様です。
昨日もなんとか自由時間を作り出すためにがんばって仕事と家事をしました。
(一応自己紹介すると1年の育休中ですが若干仕事を在宅で続けているのでなかなかヒマがないです。)
育休前は通勤というのは拘束時間の一つだと考えていましたが、読書したり音楽聞いたりネット見たり仮眠したりと体が動かせないだけの「自由な時間」だったんだなあと思う今日この頃です。
まあ、家で奥さんと子供といる方が幸せなんですけどね。マンセー育休。
今日は前回の続きで「男が育休取る意味あるのかシリーズ」の時間割②ですが、前回書いてから「なんであんなに大変だったんだっけ?」と奥さんと振り返ってみました。
喉元過ぎるとキツさを忘れるので、なんで寝不足で洗濯物も洗い物も仕事もホコリもたまってて作り置きのごはんが無くなってたのか今となってはいまいち分からないですね…。
たまにお義母さんに来てもらって家事全般やってもらうことで、ようやく文化的な暮らしができていた気がします。
それだけしょっちゅう赤ちゃんが泣いていたんですかね~。初めは分かんないことだらけですし。
さて時間割の続きですが、あんまり辛いことをたくさん書いても楽しくないのですべてポジティブに言い換えてみようと思います!
【育休パパの時間割(新生児期編)】~ポジティブ版~
・PM2:00
続きを読む05_男が育休なんか取ってなんの役に立つのかシリーズ【新生児期の時間割編①】
育休始まって2ヶ月です。
先日は親子3人でちょっとお出かけしてきました。
なんか3人でショッピングセンターとか行ってると、家庭持った感すごいですね~。
途中泣いたりウンコ漏らして全着替えしたりしましたがとても幸せでした。平日ですし。
ただ奥さんと二人で出かけてた時より5倍疲れました。
赤ちゃん連れてソロでお買い物してるお母さんはすごいです。
帰ってからもやること多いので5時くらいには帰りたいです。
さて、タイトルの通り「男が育休取る意味あるのかシリーズ」をやってみようと思います。
育休取る前はここまで忙しい(役に立つ)とは思ってもいなかったので、育休の必要性に疑問がある人は参考にしてください。
なお、前提として
・里帰りではない
・基本はパパ・ママ+赤ちゃんの核家族構成
04_男の育休は本当に必要か
前回、前々回では男性リーマンが育休を取得することについてのマイナス要因を解消できそうな話をしてみましたが、今回はそもそも男性の育児休業が本当に必要なのか考えてみたいと思います。
まあ要不要なんてどこに価値基準を置くのかによるため「人それぞれ!」でおしまいになってしまうので、どういう条件の場合に必要となるかあたりで考えてみようかと思います。
■僕の条件の場合の要不要考察
僕の場合の条件としては
・双方の実家が遠方&環境的に里帰り出産が不可&双方の両親が仕事を持っていて、こちら側への長期の滞在も不可
が最大要因としてありました。
少なくとも1~2ヶ月、生活が安定してくるまでは自分がサポートしていないと厳しい状況でした。
続きを読む03_男性が育休を取ると会社に70万円くらい入る件について
育休を取ることについては、女性ですら引け目を感じてしまうというのが実情のようです。
というか、男性はそのあたり察しておかないといけないですね。
仕事へのコミットの度合いが高い人ほど、「子育てで抜けるとか言いづらい、迷惑かけて申し訳ない」という気持ちが強く、本来この上なくおめでたいことであるのにタイミングを見計らい謝りながら上司に報告をする…ということが起きてしまっています。
「子供ができてすみません」がある限り少子化は止まらないですね。
「結婚しますすみません」は言わないと思います。子供ができることは面倒なことでも迷惑なことでもなく、嬉しいこととして報告できる世の中になってほしいと思います。
で、否応なく休みを取ることになる女性に対して、「子供ができたんだからもっと仕事頑張れ」な空気になりやすい男性にとっては育休など選択肢にも上がりません。
僕も子供ができたことを報告したあと、総務の女性から念のための確認みたいな感じで「育休は取らないよね~」と聞かれました。
02_手取り25万円のリーマンなら約20万円がもらえる育児休業給付金
男性が育児休業(育児休暇ではない)を選択肢として考えた場合、復帰後のキャリアを別にして大きな懸念事項となってくるのが育休中の収入だと思われます。
育休は特例を除き最大で1年間取得が可能です。
はじめの半年間は元の給与の67%、それ以降は50%が「育児休業給付金」として支給されますので、1年間取得した場合は年収の61%が保証されるということになります。
が、タイトルの「手取り25万のリーマンなら約20万がもらえる」だと80%ということになります。
ここに少しありがたいカラクリがあるのでざっくり解説していきます。
■給付金の計算基準は「手取り」でなく「額面」
育児休業給付金を算出する際の計算対象は直近6ヶ月間の「総支給額」なので、税金や保険料を引かれる前の賃金から計算します。
手取り25万の人はだいたい30万円前後が額面給与となるため、その67%は「20.1万円」となります。
続きを読む01_【自己紹介】1年間の育児休業を取得しました。
■ブログ主について
29歳IT系企業勤務の新米パパのNoumin6です。
特に農家というわけではありませんが、ITベンチャーでキーボードを叩き続ける平社員は現代の農民なのではないかという発想の元つけた名前というわけでもありません。
どうぞよろしくお願いします。
2月に初の息子が生まれたのに合わせ、1年間の育児休業を取得しました。
専業主婦の奥さんとともに子育てしてみて、育児がこんなに大変だとは思わなかったのと、男性ではまだ珍しい長期の育児休業をネタに男性視点で育児ブログを書いていきたいと思います。
■本ブログについて
主に男の育休のメリット・デメリットや実際のところどうなのかをメインに記述し、男性が育休を取るかどうかを考えるきっかけになればと。
某消耗ブログでも指摘されている通り、男性の育休取得率は対象者の2.6%、かつそのうちの56.9%が「5日未満の取得」に留まるなど(いずれも2015年)、男性の育児休業についてはほぼ活用されていないのが現状です。
その良し悪しは各家庭の状況によりますので言及するところではないですが、実際に育児をしてみて「母親一人に投げてOKなタスク」ではないことを強く感じたため、本ブログの記事が世のパパ予備軍の方々の判断材料になれば幸いです。
なお、自分は育休しつつも微妙に出社して働いたり在宅ワークしたりと柔軟に働かせてもらっているので、その辺もレアなケースとして読んで頂けるかと思います。
子供は大好きですが正直育児&家事しているより会社で仕事している方が数倍楽だと実感しています。
奥さんには感謝を示すアクションを忘れないようにしたいですね。
あと本ブログではできる限り「お金」について記述していきたいと思います。
一般的に多くの母親の務めが育児家事とされているのであれば、父親は有能なATMとなることが求められているわけで、男性の育休取得率が伸びないのは育休なぞとったらそれが実現できないからというのも大きな理由かと思います。
世のパパの多くは間違いなく子供を溺愛しており、それゆえに育休をとらず、より仕事に専念する方向に進んでいると考えています。
リーマンは2度破産すると言いますが、給与の上がり幅は抑えられ税負担は年々増し年金も出るのかどうか分からず少なくとも80歳までは働くんじゃなかろうかという僕らの世代では、いかに死ぬまで働けるかもしくは働かなくてもリタイアできる状況に持っていけるかを考えなくてはならないので、それ以前に詰んでしまうような選択はそうそうできません。
育休により詰む可能性が高まるのか、あるいはステップアップにつながるのかは使い方次第ですが、本ブログではなるべく金銭面での損得について言及していきます。
とまあ色々書いてますが、子供はめちゃくちゃ可愛いので、育休を取って一日中一緒にいてあげられるのは最高の選択でしたというのを伝えたいのが一番の動機です。
会社にいたら感じられなかったことが山ほどある日々です。
一度逃したら戻れないことばかりなので、日中働きながら後悔する前に、ちょっと考えてみてもらえたらと思います。
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生後1ヶ月はすごい生活が乱れるほどなんですが体験しないと分からないというか自分でも忘れそうなので時間割っぽく書きました。